春になると、冬場の服装とは異なり薄着になります。薄着になる分、冬場のように着ぶくれになることは減りますが、幾つか注意をする必要があります。まず、ぴったりの服ではなく、ややゆとりのある服を着ることが大切です。ぴったりの服を着ると、ムチムチとした肉感が表に出てしまう危険性があるためです。少し体が泳ぐような、ゆとりのあるサイズ感が良いでしょう。その次に、色選びも大切です。色には、膨張して見える色と、細く見える色があります。春は女性の場合、明るく、柔らかなパステルカラーの服が多く出ますが、このパステルカラーの服を下半身にコンプレックスがある方が下半身に使用してしまうと、余計に下半身が膨張して見え、強調されてしまいます。そのため、「太いな」とコンプレックスを感じる部分があれば、そちらには引き締め効果のある色である、ダークカラー(黒や暗めのネイビーなど)を持ってくると良いです。そして、服の形です。これは人によって異なるのですが、大きいサイズ専門店で自分の体型に合ったスーツを選ぶと、確実に細く見えます。ボトムであれば、ボトム自体の形だけでなく、タックの入り具合、丈の長さ等、少しの違いで細く見えたり太く見えたりすることがあります。そのため、気になる服があれば必ず試着し、客観的な視線で「着瘦せして見えるか」を見ることが着瘦せに繋がります。着瘦せして見えるファッションで、春のおしゃれを楽しみましょう。